「お前は 私の宝物だ。」
当時、アカデミー賞8部門にノミネートされ大ヒット作となった作品です。
デビッド・リンチ監督が脚本も描いています。
ストーリーは実際に存在した男を元にしているそうです。
19世紀のロンドン。
とある男が見世物小屋でエレファント・マンと呼ばれていました。
しかし、ある日アンソニー・ホプキンス演じる外科医がやって来たことで人生が変わります。
デビッド・リンチ監督というとツイン・ピークスのように奇妙で風変わりな人物が不思議なストーリーを展開させる物語を描くように思えますが、本作はヒューマン映画です。
映像はモノクロでとても重厚感があります。
ですが、リンチ監督らしく不気味な映像です。
ストーリーは心が痛くなってしまうように感じます。
ラストがとても痛いです。
でも、目を反らしてはいけない映画だとも思います。
上映当時、ものすごく話題になった映画でした。
古いし、白黒映画ですが、とても良い映画だと思います。
名作です。