前2作の不甲斐ない出来を一蹴する、ルーカスがやっと本気を出したサーガ完結編。
惑星コルサントを始め、各カットのレイアウトが格段に良くなった。グリーヴァス将軍が何気にカワイイ。
アナキンのダークサイドへの堕ち方は丁寧に描かれているが、もう少しなんとかならなかったのかとは思う。傲慢な若造が悪にそそのかされる…ではなく、自らの力に溺れて悪に魅惑される方が個人的には合っていた気がする。
完成当時、ルーカスはもうこんな湯水のごとく金を使ったSFが作られることはないだろうと予言したが、2014年現在、その予言は見事に外れた。