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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のwombatmanのレビュー・感想・評価

5.0
オビ=ワンとアナキンがスターファイターでコルサントの戦いに駆けつけるところから物語は始まる。2機が戦火に突っ込んでいくオープニングは音楽の使い方と相まって一気に意識を持っていかれる。
髪を切ったオビ=ワン、髪を伸ばしたアナキンはどちらもかっこよく、友人のような軽口の叩き合いをずっと続けているのも嬉しくなる。正義を信じて戦うオビ=ワン、自分を信じて闇堕ちするアナキンと、ふたりの主人公が肩を並べるからこそ、最後の対決に心揺さぶられる。
ルークとレイアが、ヴェイダーが、皇帝が、帝国が生まれた。ジェダイたちとパドメは舞台を降りる。オビ=ワンは寂しげに立ち去り、オーウェンとベルーがルークを抱きながらタトゥイーンの二重太陽を見つめながらの終幕。これ以上ない大団円、スター・ウォーズがここで完結したんだという感動は何ものにも変え難かった。その後10年間は。
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