wombatman

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲のwombatmanのレビュー・感想・評価

5.0
シリーズで初めて観た作品。主人公のルークは出てくるなりクリーチャーに襲われて、吹雪の中を遭難し、スノースピーダーはあっけなく撃墜され、ダゴバでの修行では未熟さを指摘され、父親に手を切り落とされ、換気ダクトから放り出されて泣きべそをかき、つい数日前に熱いキスをしてくれたレイアが既に他の男のものになっていることも知らずに肩を抱き寄せて終幕。とかなりキツかった。クリフハンガーというものも知らなかったので本当に呆然とした。主人公が活躍しない映画。初見時は興奮よりもモヤモヤが勝っていた。
だけど全てのシーンが生き生きと描かれ、記憶に刻まれる。帝国とヴェイダーの恐ろしさをひたすら映していく、タイトルに違わない物語。ルークから目を移してみれば全員が懸命に生きようとしている。やはり、中でもハン・ソロから目を離すことができない。
映画という文化を初めて体験できた一作。
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