Cisaraghi

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のCisaraghiのレビュー・感想・評価

3.8
エピソード2、3と一気に見た。もうCGアニメだなんてバカには出来ない。ここまで想像力と創造力の限りを尽くして完全な架空世界を隅々まで可視化するなんてスゴいの一言。圧倒的。CGも年々進化しているのだろうか。使い方も向上したのか、CGヨーダと人間のツーショットは極力避けられていたように思う。

しかし、わかってはいるけど、どんどん話が暗く重くなっていく。もう最後は世界の終わりみたいな光景、残された僅かな希望は二人のベイビーだけ、みたいな…。アナキン、悲しい存在ですよね。パドメも…。「愛のテーマ」も悲しみに満ちている。
 アナキンが暗黒サイドに寝返るポイントがしかと掴めなかったのだけれども、私だけかな?

ユアン・マクレガー、ついにここでブレイク。遅かったよ!アレック・ギネスにやっと報いた。才能はアナキンほど恵まれていないが、別種の強さがあるオビワンにユアン・マクレガーはピッタリだと思う。明るくて呑気。ヨーダ、よく跳んでた!でも、1番強いのはもしかしてR2-D2では?

だけど、そもそも戦いを見てもあまり血湧き肉躍らない体質だから、いきなりの宇宙船バトルは早く話始まらないかな、と思ってしまったし、ライトセーバー対決は剣さばきの良し悪しを見極める目を持っていないので、多すぎて長すぎて正直退屈した。ここまでのシリーズ通して、戦いは創意工夫に富んでいたイウォークの戦いが1番楽しかった。
 やはりスター・ウォーズ、基本的一般的に、乗り物大好き、戦いごっこ大好きな男の子向けのお話という一面はあるのではと思う(あくまで一般的に、ですが)。

シシリア島のエトナ山、スイスのグリンデルヴァルド、チュニジアのナフタ、タイのプーケット、中国の桂林などでロケされているらしいが、みんなでそこに行って撮影したのではなく、その場所の映像を撮ってきて加工して使ったということでは?

それにしても、ナタポの顔もCGみたいだったなー。着ている服に中世っぽさがデザインされていてよい。髪型繋がった!

さて、これでいよいよ「フォースの覚醒」に進める。
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