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パンズ・ラビリンスのWICCAのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
5.0
1944年のスペイン内戦で仕立て屋の父を失ったオフェリアは、もともと顧客だったヴィダル大尉の子を身ごもった母カルメンと大尉のもとに向かう途中で虫を助ける。母は体調が優れず、家政婦のメルセデスしか頼れる大人がいない中、助けた虫とともに牧神パンが接触してきて・・・というストーリー。

繰り返し観ているけど、日本最終上映ということで改めて観てきた。何度観ても飽きないし、脚本も、美術も、演出も、音楽も、キャストも完璧で、おとぎ話と現実が絶妙なバランスで入り交じったダークファンタジーの最高傑作としか言いようがない。
世界観が上手に作られているのでクリーチャーと実写の組み合わせに全く違和感を感じさせないところとか、とにかくすごい。

パン役のダグ・ジョーンズは、ヘルボーイでエイブ役、シェイプオブウォーターで半魚人の「彼」役を演じていて、ギレルモ・デル・トロ監督作品の常連さん。ほかにも様々な人外のキャラクターを演じていて、注目している役者さん。

好きなところを挙げたらきりがない・・・。
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