こぅ

サボテン・ブラザースのこぅのレビュー・感想・評価

サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)
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㊗︎Blu-ray廉価版発売記念レヴュー③/?

原題:【踊る大捜査線】の3人じゃないよ、
製作総指揮・脚本:スティーブ・マーティン、ジョン・ランディス監督による人気作品で、
【ウエスタン・コメディ】。


友人の30年来の大好き作品をようやく鑑賞の巻〜。


時は1916年、メキシコ。
盗賊の暴挙に苦しむ小さな村、サント・ポコに住む女性、カルメン(パトリス・マルティネス)は、西部劇のスター“スリー・アミーゴス”のラッキー(スティーブ・マーティン)、ダスティ(チェビー・チェイス)、ネッド(マーティン・ショート)を本物のガンマンと思い込み、盗賊退治を依頼。
出演作の大コケでスタジオを解雇されたばかりの“スリー・アミーゴ”の面々は、それをショーのオファーと勘違いして、メキシコに出向くのだが…!?


冒頭からは
スムーズな滑り出しだが、【ギャラクシー・クエスト】然り、やはりこの手の 勘違いプロット は、どこまでそれをキープする、或いは引っ張れるかが面白さの鍵で、三谷作品の【ザ・マジックアワー】は、勘違い を中々引っ張って佐藤浩一が笑わせてくれた記憶。
そもそも本作は、ウエスタンのシチュエーションで、本物の銃を撃ってくる戦いがメインだから かすり傷 とはいえ、実弾で撃たれたら引っ張るには無理があろう。
空気の重いバーで空気読まず歌い出す3人のパートが結構好き。
コメディでありながら結構、人は死ぬ。

3人はカルメンにサント・ポコ村へ招待される。
後日、盗賊達とご対面、撃ち合いになり、、
割と早め(中盤辺り)に3人がこれは 映画じゃ無い!と正気になった時点で笑いは半減した⤵︎
ヒロインのカルメンが盗賊のボス、エル・ワポ(アルフォンソ・アラウ)に拐われた。
後は、覚悟を決めて戦いに挑むのみ。
向かうにもサッとは行かず、'70年代みたいなユルさ/間延び感があってテンポは削がれている。
3アミーゴスが野宿して、歌うシークエンスは、動物達が寄って来て中々微笑ましい癒しパート。

さぁ、
敵地に着いてから3アミーゴスは阿保をやってくれるだろうか⁈
S・マーティンの脚本に掛かっている!

この日は、
ボスの誕生日パーティー。
3人は何とか侵入して、ドタバタ&雑ながら運良くカルメンを連れ出して馬〜飛行機に乗り換え、村に何とか帰って来れた(脱出にもう少し説得力が欲しかった)が、盗賊達は、馬で村まで追って来た。
村人達は、どう立ち向かうのか⁈
得意技は何だ⁈一丸となってそれを活かそうじゃないかっ!
クライマックスは、意外に本格的な銃撃戦。
えー⁈短時間で仕上がったあり得ない奇想天外⁈な作戦にエルも惑わされて、、


良い意味で
お決まり/お約束の締めではなかったな。
そして、3バカトリオは去って行く〜


ナンセンス度は
2年前制作の【トップ・シークレット】には及ばん!!
こぅ

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