ポストモーテム/死への彩りの作品情報・感想・評価

「ポストモーテム/死への彩り」に投稿された感想・評価

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4.0
チャーリー・シーン主演のサイコスリラー。

アル中の元刑事宛にFAXで送られてくる謎めいた殺人予告。被害者は女性でその死体は傷ひとつなく、マネキンのように美しかった。やがてそれは連続猟奇殺人事件として発展していく。

今までチャーリー・シーンにはあまり良いイメージを持っていなかったのだが、本作での役柄は本当にハマっている。心は蝕まれ、常にノイローゼ気味、アル中…。なんだ、ぴったりの役じゃないか。

チャーリー・シーンの陰鬱な演技とマネキンのように美しい死体という犯人の異常性が妙にシンクロし骨太なスリラーに仕上がっているのだが、最後の尻切れとんぼな感じは如何なものか。犯人の動機は病んだ心を持つ者=主人公しか分かるまいということなのだろうか。

また、グラスゴーが舞台ということもあり、ゲイリー・ルイスが脇役で出ているのが嬉しいところ。マイケル・ホールジーといったシブ~イオヤジたちが顔を覗かせているのも作風に厚みが出ていてよろしい。

ちなみにスティーヴン・マッコールはゲイリー・ルイスと『オーファンズ』で兄弟役を演じていたっけ。