記録のみ。
自宅にて鑑賞
(簡易レビュー)
①夜のパリを舞台にした、ウディ・アレン監督のおとぎ話作品である。
②人は皆、現代を退屈で無味乾燥なものと考え、過去に憧れる習性がある。
③しかし、現実には憧れるようなエキサイティングな過去など存在しない。その時代の人々にとって日常はやはり退屈なものなのである。
④結局、人は自分が生きる時代を最大限楽しんで生きて行くしかない。そうすることによって、過去は輝ける財産となるのであろう。
⑤そういう意味では、主人公の最後の選択は、彼の人生にとって意味のあるものであったと言えるだろう。
⑥みんな自分流で生きるべき。人生はそれぞれが皆、オリジナルなのである。