やまモン

ミッドナイト・イン・パリのやまモンのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.8
記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①夜のパリを舞台にした、ウディ・アレン監督のおとぎ話作品である。

②人は皆、現代を退屈で無味乾燥なものと考え、過去に憧れる習性がある。

③しかし、現実には憧れるようなエキサイティングな過去など存在しない。その時代の人々にとって日常はやはり退屈なものなのである。

④結局、人は自分が生きる時代を最大限楽しんで生きて行くしかない。そうすることによって、過去は輝ける財産となるのであろう。

⑤そういう意味では、主人公の最後の選択は、彼の人生にとって意味のあるものであったと言えるだろう。

⑥みんな自分流で生きるべき。人生はそれぞれが皆、オリジナルなのである。