アン・ハサウェイ主演のコメディ。冴えない女子高生が突然、小国のお姫様であることを告げられ、自分を見つめなおしながら成長していく物語。
チリチリボンバーヘッドのアン・ハサウェイが観られる。途中、美容師にコーディネートしてもらって変身していくところはキラキラ感があってよい。ただ、個人的にはもうちょっと大人になったアン・ハサウェイのほうが好きだな(作品と関係ない笑)。
登場人物の中では、祖母で女王役のジュリー・アンドリュースの厳しくもチャーミングな感じのキャラが一番好きだった。理解があり、厳しさと優しさのバランスが絶妙だった。これぞ女王の雰囲気をまとっていたと思う。
また、学生たちのキャラが分かりやすくてよかった。親友キャラ、本命キャラ、あて馬キャラなど分かりやすい布陣。型にハマっているが、そのおかげでシンプルで観やすくなっていたと思う。
ストーリー的には、学園ものとおとぎ話がミックスしたような感じながらも、主人公の人間としての成長ドラマがあってよかった。いつか続編も観てみよう。