めちゃくちゃ面白い…!
まずオープニングクレジットと音楽が怖い。すごく不安になるというか、ざわざわする。
4万ドルを盗んだ後のマリオンの逃避行の描き方も秀逸。
マリオンがビクビクし過ぎて疑心暗鬼になっている描写が見事。
早退したあとわざわざ上司たちが通りそうな道通るなよ!とか、そんな車の買い方したら怪しまれるだろ!と観てるこっちをめちゃくちゃイライラさせる。
そしてあの有名な殺害シーン。現代的な視点で見るとちょっと血が少ない…笑。
ここで展開が変わるんだけど、ここまでのホラー感が一転、一気に謎解きモノとして物語が加速する。
特に探偵が〇〇されてからは、サムとライラのバディものと言ってもいいくらい。
この辺りで、ははぁなるほどとオチは読めるものの、それはあくまで2020年にぼくがこの映画を観ているからであって、この時代にこれは凄かったんじゃないか。そう思えるほど全く古臭くない。
ラストのあの表情は本当サイコだわ。
マリオンよりライラがめちゃくちゃ美人で好みでした。
あとあの私立探偵の人は12人の怒れる男たちで、最初にまとめ役やってた俳優だよね。