しょうちゃん

アバターのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
5.0
ジェームズ・キャメロン監督が、
自らも長年にわたって開発に関わってきた3D技術をはじめ最先端の映像テクノロジーを存分に駆使し、
満を持して放つSFアクション超大作。

異星人が暮らす美しい星を舞台に、
資源を求めて侵攻する人類の一員として、
自らに課せられた特別な任務と先住民との間で板挟みとなり苦悩する一人の青年の運命を、
圧倒的なスケールと3Dならではの迫力の臨場感で描き出していく。

3Dというとスクリーンから飛び出るというイメージがあるが、
本作は奥行きに凄く立体感があった。
世界観の作り込みにも見事で、
衛星パンドラはとても美しく描かれており、
現実と見分けのつかないほどの映像に驚かされる。
その世界に入り込んだかのような臨場感もある。
巨大なイバラカンザシが出たときに、
指で触れると瞬時に棲管内に逃げ込むのが分かりやすい。
クライマックスの空中戦も凄まじい迫力。
ドラマ性は低いので、
素晴らしい映像革命を3Dで楽しむのが一番かと。
完全に劇場向けの作品でした。
しょうちゃん

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