我路

暗殺の森の我路のレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
3.3
2023年11月19日 中洲大洋

タイトルから想像してたサスペンス的なものと違って、話しの展開や説明セリフ、分かりやすい絵とかはなくて、母親の家や父親の病院とか登場人物たちの行動なんかも違和感の連続だった。

原題はウィキ見たら、大政翼賛会の人みたいな意味だった。町山氏の解説では、イタリアはファシスト党、ドイツはナチス、日本は天皇制信奉と云ってたけど、組織化されてるもので言えば、日本は大政翼賛会や隣り組かもね。

でも日本のやばいとこは、組織もそうかも知れないけど、精神的支柱が天皇信奉にあって、それが隅々まで浸透してたってことかな。

花売りがインターナショナル歌うのも、なぜ歌うのかは分からんが、面白くはあった。

ダンスホールを外から椅子に座ってるマルチェロを映すとこで、頭あたりにローレルとハーディみたいなポスターがかぶさるのはなんなのかしら?
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