じゃん

JAWS/ジョーズのじゃんのレビュー・感想・評価

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
4.2
紛れも無い映画史に残る傑作。
なのに点数3.5て。。

スピルバーグにはこういう作品をもっと撮って欲しい。

ホラー映画を基調とした、海洋アクション。

スピルバーグは少しヒッチコックを意識して作ったのではないだろうか。
サスペンス映画の教科書のような作り。

冒頭の夜明けの海の場面から、美しい。
その後の昼間の青空とのコントラスト。

これまた映画史に残る、サイコ風な劇伴。

サメを見つけた時のロイシャイダーへの寄り、
黒板を引っ掻く指の音、
桟橋が近づいてくる恐ろしさ。
みんなで出航する時のサメの歯の越しに見えるところ。

演出の良さは挙げればキリがない。

前半は何もかも素晴らしいリズムで進行していく。

中盤は若干中弛みするが、それでも展開は無理なく脚本が良い。

主演3人も最高。
特に船長が良いキャラしてる。
ロバートショウカッコよすぎる。
あと市長のゲスぶりもなかなか。

最後は船長あまり役に立ってないとか、少し不満はあるけど、面白い。