鴨川そばに住んでたことあるので、嵐電よりは、出町から出てる叡山電車派だ。
嵐電は少しのんびり感が少ない気がする。
狭く感じるからかな。
あまり嵐電には想い入れが無い。
にしてもこの映画は酷い。
アマチュアが作ったの??
照明、脚本、キャスティング、演出と何もかも酷いが、一番酷いのは音声。
町のノイズが凄く入っていて、台詞は聴きづらいし、かと言って俳優は声を張るわけでもない。
見てて耳が痛くなるタイプの映画。
邦画にはありがちな台詞聴き取り辛い映画の典型というか、その最低レベル。
電車の音もかなりうるさいのだが、そこは映画のテーマ的に許さないとダメな感じ?
もっと音を抑えて欲しい。
画面も基本暗いし、昼間の外では照明なく自然光で撮ってるとこもある?
とにかく光が足りない。
たまに入るファンタジー要素も、大林監督みたいで気持ち悪い。
唯一良かったのはコミュ障のヒロイン。
大西礼芳。
凄く上手いような…
この役以外でも見てみたい。
相手役の男の子は華が無さすぎる。
江ノ電と提携してたなんて知らなんだ。
帷子ノ辻駅の由来のエピソードをもっと掘り下げても良かったのでは?
子午線とか南天とか、何の説明もなく珍しい名前が飛び交う。
そもそも登場人物の紹介は一切無い…
せっかく嵐電という良いテーマなのに、こんなにつまらない作品やなんて残念過ぎる。
ARATAの無駄遣い。
ARATAの奥さんももう少し地味やない人をお願いします…
キャスティングも変。
青森弁の女の子の話は意味不明。
何が言いたいの?
男女のすれ違いを描きたいのだろうけど、エピソードがまともだったのは、俳優の話だけ。
そう考えると阪急電車のは、よく出来てたんやなあ。
叡山電鉄か、井の頭線か、世田谷線の映画なら撮ってみたい。
嵐電撮るなら、桜や紅葉や、神社やお寺など絵になる風景や構図は死ぬほどあるのに、ほぼそういうのは無し。
そういや北野白梅町の友人は元気だろうか?
北野天満宮前の澤屋のお爺ちゃんお婆ちゃんはご存命だろうか?
もう少し京都や嵐電の良さが伝わる作品だと良かった。
大学生のアマチュア映画みたいで少し腹が立った。
エンディングのあがた森魚の曲は良かった。
制作に京都造形大のクレジットがあった。