背骨

パルプ・フィクションの背骨のレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.5
映画の面白さを教えてくれた作品。
どんな物語だって見る視点によって、なにを話させるのかによって、細部のこだわりによって、そして組み立て次第で無限の可能性にまで膨らます事が出来るんだって事。

いやらしくなく登場人物たちの人生が絡み合っていくのがいい♪
どんな人生だって1人で生きてるわけじゃなくいろんな人と関わり合ってるし、影響を与えてる。
そしてどんなヤツだって幸せになりたいって願っていいんだってね。

音楽やビジュアルもいい。ベタやチープとカッコイイの狭間!ちょうど良いバランス。

タランティーノは自分が最も見たいものを、一番カッコイイお膳立てを用意して、カッコよく撮り、カッコよく繋げる。
最高の映画オタクであり、脚本家であり、映画監督である。
背骨

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