ネブュラー

ヒトラー 〜最期の12日間〜のネブュラーのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
3.6
100ワニに引っ張られ、なんとなく観たくなった本作。
散々、ニコ動でヒステリーシーンをいじられ、そちらのイメージが強いが、それに違わずブルーノガンツのヒトラー芸が冴える。
泥舟状態の中で、リトマス試験紙のように忠誠を試される取り巻きたち。
地下要塞の中で、自決や要塞脱出で人が減り、残された人の心細さが、かくれんぼの鬼が取り残されるそれで、寂し悲しくなる。
基本、地下要塞が映画の舞台なので、閉塞感、逃げられない感が終始漂い、閉所恐怖症ではないが不安や心細さを増幅させる窮屈さ。
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