御朱印帳

パリの恋人の御朱印帳のレビュー・感想・評価

パリの恋人(1957年製作の映画)
4.0
「パリの恋人」、ただのラブストーリーと思って、見ていなかった、ラブコメのミュージカル。
オードリーヘップバーンといえば、ローマの休日、マイフェアレディ、ティファニーで朝食をを見て、知ったつもりでいたが、華麗なダンスや自身の歌声で魅せる、実際は内向的性格であるなど十分にオードリーヘップバーンの魅力が引き出されている。彼女ののタップダンスが見られるとは思っていなかった。雨に唄えばの監督ということで、色彩が豊かで、ミュージカル映画の黄金期とオードリーヘップバーンが繋がり嬉しい。

オードリーヘップバーンはもちろん素晴らしいが、マギー編集長役のケイトンプソンも演技、歌、踊りとコミカルな味を出しながら見事に主役を引き立てている。あまり多くの作品に出演していなかつたようで惜しい。

また、1950年代後半のパリという都市の魅力、景色、文化、街並み、雰囲気がコンパクトに鑑賞でき、ガーシュインの音楽もフィット、スピルバーグにも影響を与えたらしい。哲学的問答も楽しい。
ミュージカル好きは必見。

オードリーヘップバーンは永遠だ。
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