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ドラえもん 2112年ドラえもん誕生のslowのレビュー・感想・評価

5.0
これは"不幸の物語"。

しかし,ある一人の不幸な少年を救うまでの
"序章"でもある…。
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「ローグワン」と位置的に近い。
明かされるのはドラえもんの
知られざる"のび太時代"

皆と同じ姿、同じ声のはずなのに
何をやっても失敗。。。
「子守りロボ」としても失格とされ、
落ち込むドラえもん…

とても素晴らしいのはディズニーのように
いじめや失敗談も「喜劇」に変えて
エンタメにさせていること。

友達のピンチを手助けし、
片想いのロボとドキドキしたり、
純粋なドラえもんの顔や動きが
とにかくかわいすぎる!w

落ちこぼれでもひたむきに頑張る姿は
就活で頑張る若者を見てるようで
涙ぐましいっすわ。。。!(つд;*)

だけど彼には、
悲しき出来事が待ち受けている…

あの耳がなく、青くて、しわがれた声の
私たちの知ってるドラえもんは
こうして生まれる…。

そしてこの物語に紡がれてるのは
「セワシ君との友情」である。
彼との出会いが彼のすべてを変え、
あの少年のもとへ行くのも
"セワシ君の存在"が大きかったことが
この作品で明かされる…。

かつて"不幸者"だった彼は飛び立つ。
似た者同士の不幸者を救うために。

優秀じゃなくても、
自分に合った"居場所"はきっとある。
それを教えてくれるこの作品は
隠れ傑作だと私は思う。

『バックトゥザフューチャーpart2』『ハリーポッター』,
『トイストーリー3』のイイ部分を
わずか30分で味わえるなんて…♪
じつに素晴らしい!!♪ヽ(´▽`)/

これ選んだ訳ではないのですが、
最後にクリスマスシーンが!(゜ロ゜;ノ)ノ

時刻は過ぎちゃいましたが
私にとってこれがクリスマスプレゼント!

藤子・F・不二雄氏から生まれた
ドラえもんに元気の素いただきました♪

明日の仕事も頑張れますッ!(*゜▽゜)ゞ
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