ここまで来るともう何がしたいのかが分からなくなってきたバイオシリーズ、三作目。今回は砂漠と化したラスベガスでのサバイバルからなる前半と、Ⅱで生き残った悪役がT-ウィルスで変貌し、タイラントとなって地下施設での闘いへと展開する後半の二つで構成されている。なのでどちらかといえばウィルス根絶というより、Ⅱの敵をやっつけるのが今作の最終目的になっている。今作で初めてゾンビカラスが登場するが、その活躍も沸いたように出ただけで、あっさりパワーアップしたアリスに駆逐されたのは残念。。。だがしかし、アンブレラ社もバカではなく、ちゃんとT-ウィルスを研究し、ゾンビに知性を持たせようとするとこは面白かった♪でもその部分はあまり物語の重要部分ではなく、ただタイラントが生まれるための伏線でしかなかったのは勿体ないなと感じる。私は意味のない砂漠での途方もない闘いより、後半でアリスが無人となった地下施設へ潜入するとこが好き♪Ⅰを彷彿とさせる場面も随所にあり、Ⅰが好きだった人にはニヤリとさせるシーンもあって、後半は楽しめた♪出来ればこの後半部分をメインにしてほしかった。この後半部分とⅤの「ゲーム世界」をくっつけて、それをホラー風味に仕上げていればもっと面白くなってたのになと思う。面白い部分はあるのに意味のないストーリーのせいで中身カラッポな作品となったのは残念。。。この途方もない闘いは一体いつ終わるのだろうか…(。´Д⊂)ラストはあまりのトンデモ展開に思わず笑ってしまった…w
