ゆいこ

素晴らしき哉、人生!のゆいこのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.5
今年で観るのは三回目。
この作品に限っていえば、後の展開を把握しているからこそ、冒頭の回想シーンから既に涙ぐんでしまう。
人望も野心も実力も備わったジョージ。
そんな彼が夢を果たせなかった理由と、本当の幸せとは何かを問うラストシーンの交錯に、人生の意味を考える。
気高い良心が報われる瞬間を目の当たりにして胸を打たれない人はいないはず。
温かな心の繋がりが呼ぶ幸福は、何度繰り返し観ても染みる。
この先いくつ時代を超えても、本作で描かれる幸福の価値が変わる事はないだろう。
いつ観ても素晴らしい事は間違いないけれど、やはり作品とリンクするこのクリスマスシーズンに観れば格別。
2022.12.24

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ジョージ、よかったね。
その一言に尽きるなぁ。
天使がジョージの元に集まってくる。
奥さんも子ども達もまわりの友人達も、皆天使。
それは彼が人に優しい生き方をしてきたからこそ。
人生に行き詰まった時に寄り添ってくれるような映画。
2019.12.22
ゆいこ

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