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長編怪獣映画 ウルトラマンのhideharuのレビュー・感想・評価

2.7
2019.10.7 DVDで鑑賞。

特撮テレビ番組の劇場公開版。
怪獣好きな自分ではありますがこの映画の存在を知ったのは割と最近のことでした。
それに内容的には映画用の新撮でもなく『東映まんがまつり』や『東宝チャンピオンまつり』同様にテレビ番組を再編集しただけということで特に見たいとは思わなかった。
今回たまたまレンタルでみつけたので視聴してみたというところです。

「ウルトラマン」第1話と「怪獣無法地帯」「怪獣殿下 前・後編」を再編集。
「怪獣殿下」は大阪万博とのタイアップの様ですが確か「ガメラvsジャイガ」も万博とタイアップしていたので当時としては大イベントだったというのが分かります。

特典に本作の劇場予告編が収録されていますが桜井浩子が街角でインタビューしているのに驚きました。
そして「ウルトラマンをカラーで見よう!」という煽りにある様に考えてみれば公開当時の昭和42年にはカラーテレビの普及率は1.6%なので本作の醍醐味はカラーで、そして大画面で「ウルトラマン」を見るということに意義があったのだろうなぁと思う。
昨今のテレビドラマ並みに金の掛かっていない低レベルな邦画に比べれば遥かにマシな試みであるとは言えるでしょう。
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