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ダンケルクのShokoのレビュー・感想・評価

ダンケルク(1964年製作の映画)
3.3
〖ダンケルク〗(映画/フランス・イタリア/1964)



『1940年6月、北仏ダンケルクに程近いズイドコートの海岸には40万近い英仏連合軍の兵士たちが背水の陣でドイツ軍と対峙していた。イギリスからは脱出用の船が用意されるなか、フランス兵のマイヤは乗船することに成功。しかし、船は攻撃を受けて炎上する』

こないだリアさんとオッペンハイマー楽しみだねっ!って話してた時にダンケルクの話になって、ノーラン監督だともしかしてオッペンハイマーも時間軸ぐちゃぐちゃのわけわからん映画になるかもってなりちょっとダンケルクおさらいしたほうがよさそうだね〜って言ってて、とりあえずノーランのダンケルクを理解するために他のダンケルク観てみようと思ってこれを観た。私って本当に真面目で実直。

ノーランのダンケルク観た時もなんか戦争映画ってほど戦争してなさそうって思ったけど、これもなんか思ったより戦争してなくて、戦争はしてるんだけどマイヤの話だからいろんな人と知り合って仲良くなったり好きな女ができて仲良くなったりとかしてて、なんていうか戦争してても普通に生きる事ってできるんかなって思ったりした。もっと軍隊とかってガチガチに縛られる生活かと思ってた。
で、あんまり面白くないコメディみたいな感じでフワーと話が進んでいくんだけど、ラストにその好きな女連れて逃げようとして海岸で待ち合わせてたら爆撃にあって死に、もうちょい女がくるの早かったら違う結末だったのにねって感じでかなりしょっぱくてよかった。でも女はそんな爆撃直後の場所に真っ赤なワンピース着てくるのさすがに呑気すぎでは…
てかもしかしてだけどダンケルクの戦い?っていうのはそんなに戦ってないってこと?空からの攻撃がメインだから陸上の人間はなすすべがなかったってこと?
そうだとしたらこっちのダンケルクもあっちのダンケルクもそうなったのまあまあわかるかも。
どっちもなんか画面が微妙に暗くて船に乗るとか乗らないとか橋が出てきたり砂浜に人間がたくさんいたりしてよく似てたからどっち観ても別に大丈夫そうって思った。でもあっちはなんか時間軸がよくわからんからこっちのが話はわかる。

(50/おうち映画32)
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