公開初日に観に行きました。私にとって今でも変わらず、一番大好きな映画です。
物語はとても残酷で美しいゴシックホラーで、ヴァンパイア自身がその200年にわたる闇の人生を語ります。
俳優陣の美しさ（なかでもトム・クルーズのイメージが全く違う！）は言うまでもなく、演技も素晴らしいです。
映像も綺麗で、こんなにも夜が美しい映画はあまりないのではと思います。
音楽も印象的で私はとても好きです。
私にとってこの映画は、映画ってこんなにもいろんな感動を与えてくれるスゴイものなんだと、教えてくれた大切な作品でもあります。
しかも、できすぎですが、この映画にはそれを象徴するシーンまであるのです。
終盤、ヴァンパイアのルイ（ブラッド・ピット）が「映画」を観て200年ぶりに日の光や青空を観ることができた、というシーンです。
映画を観れば、自分が絶対に体験することのないことを目の当たりにして感動することができ、なおかつ今までの人生で体験したことも追体験することができると。
この映画を観なかったら、こんなに映画を好きになってなかっただろうなぁ。
私のオールタイムベストです。
