umihayato

ディス・イズ・イングランドのumihayatoのレビュー・感想・評価

5.0
大人たちが争い国が不安定になる。
様々な問題が起こる。
不安な世の中でもひとり立っていける、自分がある大人達は、世の中の往なし方やはぐらかし方、諦めということは知っていても、純粋に未来を見つめ、生きている子供達は違うのだ。
いや、大人は平気というわけではないんだけど。
自分というものを持っていない若者達は純粋さゆえ、不安な中大きく影響され、やり場のない社会で自分のアイデンティティや居場所を求めてそれぞれの思想主義に半ば盲信的に傾倒していき、その違いで絆が崩れて、壊れていく者も出てきてしまう。
根っから壊れてるやつも世の中にはいるが、この映画に出てくる若者たちは違ったはずだ。
誰も悪い奴はいなかった。
みんな友達が好きだし、家族が好きだし、恋人が好きだった。

国とか政府とは人間たちにとってなんなのだろう。

イングランドのカルチャー感
ファッション、音楽、街並み
いやーすげー良かった。
あんなお兄ちゃん的存在の不良友達欲しかったな。
いい映画でした。
umihayato

umihayato