ルサチマ

チョビ髯大将のルサチマのレビュー・感想・評価

チョビ髯大将(1926年製作の映画)
4.5
二十歳のルイズ・ブルックスが大胆に披露する脚の美しさに、映画の官能性の豊かさを肯定せずにはいられない。やや冗長な部分はあれど他人の家の庭でやっちまうピクニックにしろ、眠れない薬局の院長が昼間に睡眠を試みるも一時たりとも安眠できない住人たちの傍迷惑な行為の連鎖にしろ、中々に過激な不謹慎さがあって最高。序盤でうっかり薬局内に発生した火を消そうとするも、蛇口の水が全然届かず、小さなコップで消火活動に取り組む馬鹿馬鹿しさには声出して笑った。
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