真世紀

ハービー/機械じかけのキューピッドの真世紀のレビュー・感想・評価

3.9
意志を持つフォルクスワーゲン、ハービーが21世紀に復活。リメイクではなく、なんとオリジナルシリーズからの続編。OPではこれまでのシリーズの名場面や、タクシーとなるなど、その後のハービーを手際よく見せる。

本編冒頭ではついにスクラップ置場に運ばれてきたハービー。卒業祝いに車を買いにやってきたレーサー一家の娘リンジー・ローハンに廃車寸前のところを見いだされる。リンジー、時には進路など悩み迷うもメカニックのボーイフレンドと兄や当初はレーサーとなることに反対していた父など家族の支えもあり、ついにハービーとともにNASCARレースに出るまでに。

ハービーはキュートな仕草や感情表現、かつありえねえアクションまでも披露と微笑ましい。

キャストではライバルレーサーにマット・ディロン、頑固な父でマイケル・キートンが脇を固める。監督は「恋のミニスカ・ウェポン」のアンジェラ・ロビンソン。DVDにはNASCARレースについて女性レーサーが紹介する特典映像などもあり、馴染み薄い舞台への理解も進む。

なお、リンジー・ローハン、まだ若いのにケア配慮せず日焼けしちゃったりしてるのか、お肌がしみだらけだったりでその後が気になってググったが、奇行などのゴシップばかりが話題のお騒がせハリウッドセレブになっちゃってたのね…。スコアはファミリー向けに。
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