やさしい……そんで、こんなにコメディ映画だったのは知らなかったな……散々っぱら「ミニシアターブームの代表作」と言われてるから、きっと「映画通」の賢い方々に向けて色々なメタファーを散りばめているのよ……的な作品かと思いこんでいて、アホだから怖がってたんだけど、普通にコメディでハートウォーミングで、まさに、カフェタイムのような穏やかさと懐の広さのある映画だった。
小さなきっかけや時に思い切った行動が、人をつなげてつなげて、特別な時間を作ったり、特別な関係になったりする。人と人との結び目の一つ一つを思うと、それは当たり前っちゃ当たり前だけど、実際に起こるかと言われたらそれはもう奇跡みたいなもんで、
出会ったり離れたり、突き放したり抱きしめたり もう二度と会えなかったり、長い時を経てもう一度出会えたり。人々の、まさにその小さな奇跡みたいなもんを見せてもらった気持ちで、幸せになっちゃった
絵面も決まってて、かっこよかった……砂埃舞う広い広い大地と青い空……世界の果てかもしれないけど、そこにあのオアシス、バグダッドカフェがある。でもいつかきっと終わりもくるだろう、一抹の寂しさもある。なんか夢みたいだった。
みんなが、ジャスミン ではなく「ヤスミン」と呼ぶの いいよな〜
ブレンダも次第にヤスミン呼びになるの いいよな〜
ヤスミンがブレンダにバラを渡すところ たまらなかった
