ベン・アフレックとマット・デイモン主催の新人発掘脚本コンテスト“プロジェクト・グリーンライト”から誕生したスプラッタ・ホラー。
テキサスの片田舎のバーを舞台に、
偶然居合わせたクセ者の客たちと謎のモンスターたちの壮絶な攻防が、
スピーディかつホラー映画の常套を踏まえたブラックな笑いとともに展開していく。
密室モノのだが登場人物がやたらと多い。
冒頭で登場人物のプロフィールがテロップ表示され、
名前以外に寿命まで載っている。
突然モンスターの首を持ったヒーローがバーに現れ、
主人公だと思わせといて登場数秒であっけなく死んだかと思うと、
助かる可能性が高い子供が容赦なくモンスターに喰われたりと、
定石を覆す展開。
無名な役者ばかりなので誰が生き残るか予想がつかない面白さはある。
血しぶき飛び交う凄惨なスプラッター描写などグロさもある。
ホラー映画だがコメディタッチで描かれており、
モンスターを取り押さえているシーンで、
肝心な所で今まで元気だったじじいが心臓麻痺で急に動けなくなるのは笑える。
モンスターのチ○コの下ネタもあり。
モンスターの正体も謎のままで放置する潔さ。
