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蜘蛛女のreifのレビュー・感想・評価

蜘蛛女(1993年製作の映画)
3.4
発掘良品の相伴を開けてみたら、「悪いゲイリー・オールドマン」で歓喜!! '80s の残滓を引きずった B 級クライムサスペンスの安っぽい世界に、ゲイリー・オールドマンのクズ特有の破滅的な色気が絶妙に合う!! 原題通り、血まみれ。好事家には堪らないやつです。話はどうでもいいですね。ロシアンマフィアの女ヤクザがいちいちガーターベルトを見せ股を開いて座るのに対して、いちいち欲情するチン○で考える男に同情するのは難しい。美しい奥方に愛を乞う言葉が「あれを買おう、僕たちの家に」なのが、'90s にアメリカの家庭を壊したんだと思いました。モノで幸せが贖えないことに、'90s はまだ無自覚。不幸なのは金がないから、ってね。ちがうよー、アメリカ
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