ひでやん

パーフェクト ワールドのひでやんのレビュー・感想・評価

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
5.0
DVDを購入して、もう5回くらい観ている。

ストーリーはざっくり言うと、脱獄、誘拐、逃亡である。このトリプルワードが並ぶとそりゃ面白くなる。

ラストシーンがとても切ない。
空はこんなに青いのに…
愛しさと切なさとここ……ろが痛いラストだ。

このやりきれない気持ちを例えるなら、教科書に載っていた「ごんぎつね」のラストに似ている。気になる方は、ごんぎつねのあらすじを調べて下さい。

何度観ても泣けてくる場面だけど、一番好きなのは、ラストシーンではない。盗んだフォードに乗り、テキサスの田舎道を走りながら、誘拐した少年に言う。

「タイムマシーンに乗ったことは?」

いきなり、なんだこの台詞と思っていたら、

「この先に未来がある。後ろが過去だ」と言う。

かっけぇぇぇぇぇ‼‼
コビーーン‼て、名前違っとるがな!
気持ちあふれて、わけわからんくなった。ケビーーン‼

このケビン・コスナーは、「アンタッチャブル」より「ボディガード」よりカッコイイ!

ジーパン、Tシャツ、ネルチェックシャツというアメカジスタイルにサングラス。ソフトパックのラッキーストライクを吸い、瓶のコカコーラを飲む。そんなケビン・コスナーに憧れて、服装とラッキーストライク、真似したなあ。
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