タッくん弐

DOGMAN ドッグマンのタッくん弐のレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
4.0
メインビジュアルどこから見てもローリー寺西感指摘不可避

そして劇場には今日も今日とて小生一名のみ、所謂これこそおひとりさま天国ということなのでしょうか井上和タンどうかお友だちになってください

観る価値のある作品でした故、場内の状況が悲しくもあり嘆かわしくもあり

奇しくも本日はアカデミー賞発表の吉日、受賞作の中には果たして本当に観るべき作品があったのでしょうか

ちなみに今作の題ともなったドッグマンというと直訳すれば犬男となる訳ですが

かく言う小生も華麗なるイヌ遍歴と申しますか、アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグとも言える過去ゎ自慢…ストゥージズ風に述べるならば

ふとした瞬間に見せる情けない表情を「いぬさんみたい」と揶揄された経験、いぬのきもちについては人一倍理解

生まれ変わるならばしずかちゃんの飼ってたイッヌ、ペロのようなイッヌ、優しさに包まれながら暮らしてゆきたい

凄惨な過去を引き摺り、過去に打ち勝つことが出来なかった男の孤独な、寂しい物語

しかしワンワンと心を通わすことで誰よりも強く、まるでDCヒーローのように特異な存在感を増していくのです

ちなみにローリー寺西氏の少年時代のあだ名は電気ブタナマズ

シャンソンを劇中で優雅に使用しながら変態性を前面へ押し出す監督リュック・ベッソンの屈折したフランス育ち自己表現

服従したいキミの前でだけは

ドラァグクィーンとダイヤモンドな関係築きたい

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐