タッくん弐

ポップスが最高に輝いた夜のタッくん弐のレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
3.6
未だ超えることのない伝説

本人を目の当たりにし、ライオネル・リチオの存在がどうしてもチラつく時代の為せる甘き罠

やらない善よりやる偽善とはよく言ったものでして、若者にとっては24時間テレビでいうサライ的な感だというのをお伝えしたかったのに

阿呆な日テレ関連会社の輩が募金横領したせいでチャリティーの印象悪化、その凄さが100%お伝えしづらいレジェンド曲と化してしまいました

錚々たるメンバーが出演しております

獣の眼光ティナ・ターナー

爆笑問題田中似スティーブ・ペリー

当時を振り返るマッキー化したヒューイ・ルイス

何回聴いても「インチキおま◯こう!」に聴こえるシンディ・ローパーのソロパート

ちょっとスタジオ間違えて入ってきちゃった様子のボブ・ディラン

どれも素敵な奇跡の夜でした

個性も音楽性も年代もバラバラな連中がバチバチの緊張感の中で録った曲だからこそ光輝いた瞬間

小室哲哉主催通称こねっとによる『You are the one』の存在とは

数年後には地震被害のハイチのためにリメイクされ、再度異なるメンバーで発表される訳ですが

やはり当時のごった煮感というか、無理矢理呼ばれて参加させられたけどジャンルやレーベルなど関係なくALLアメリカの印象なのは当時しか出来なかったのは間違いない

2024年現在アメリカは勿論、世界情勢的にも様々な変革を迎えようとしています

文明の過渡期なのか、ここで我々は自らの破滅を招くのか、はたまた克服出来るのかはこれからの世代の担う命題

卒業の決まったNHK教育『みいつけた』4代目スイちゃんの無邪気な笑顔を守るために今こそUnity

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐