ん〜なんやろ…
最高なんですけど、これ。
途中で結末に気づいてしまったのに…それでも最後まで目が離せなかった。
暴力の中で生まれ
暴力の中で育ち
暴力でしか自己を表現できない者たちの物語。
心も体もめちゃめちゃ痛い。
確かに救いようがないけれど、その 痛み を直視した映画だからこそ、こんなにも心惹かれるのかも知れません。
こんな感覚は久しぶりです。
間違いなく 心 に残る。てか、泣ける。
ヤン・イクチュン監督の 繊細なまなざし とヨニの ピンクのカーディガン 、ぎこちないふたりの 心の距離感 がとても良き。
あと、『息もできない』ってタイトル…
素晴らしすぎません?
以下、自分の為の追記〜4月1日深夜
ネタバレ少しあり〼
↓ ↓ ↓
埠頭での膝枕。
こんなシーンにはなかなか出会えない。
あのシーン諸共いつか棺桶に一緒に入れてほしい…笑
暴力を肯定するつもりはサラサラないけれど…この映画は肯定したい。
ホンマは満点つけたいとこやねんけど、物語の結末がどうしても納得できへんのですよねぇ、今は。意図すること伝わるんですけど…ね。
でも好きだ。