【指輪サーガ最終章】
ホビット3部作&ロードオブザリング3部作の中でやはり一番好きなのは王の帰還
このシリーズの魅力と言えばやはり、個性的なキャラクター達。
人間やホビット族、エルフ族やドワーフ族など様々な種族が登場します。また観る人によって物語の主人公が変わってくるのも魅力の一つでしょう。
私にとってこの物語(ロードオブザリング)の主人公はフロドの付添人サムです。
物語は終盤、戦いが終わり意識を取り戻したフロドの元に離れ離れになっていた仲間達が集まる。一段も二段も成長した彼等が順に部屋に入ってくる中一番最後に顔を出すのがサムなのです。 彼は一番長くフロドと旅を共にした人物です。そんな彼が主人の無事を誰よりも遠い所から見守り、最後には目と目を見合いお互いの無事を確認するのです。
このシーンは号泣でした
「わかってるな〜サム！ どこまでかっこいいんだよサム！」
彼にとってこの旅の目的はリングの破壊ではなく、フロドをお伴し無事に帰還させること。誰よりも自分の意識が強かったからこそ、リングを一度手にしたものの、欲に取り憑かれることなく手放せた唯一の人物なのだと思います。
また、ホビット庄に帰還後大いなる戦いの勝利を祝福し4人で打ち上げをするシーン "名もなき英雄達の無言の乾杯" は涙を流しながら拍手を贈っていました
時間を見つけたら久しぶりにまた見返してみよう
