このレビューはネタバレを含みます
これは6月に急逝されたマイケル・ジャクソンさんのロンドンでのツアーに向けたリハーサル映像をまとめた作品です。
何日か後に亡くなった人とは思えない程、アグレッシブに歌ったり、踊ったりしてました。スタッフや出演者たちとの関係も良好でとても楽しそうな雰囲気が伝わって来ました。
お客さんを楽しませる為に、より良い物を作り出そうとしている彼のエンタテナーとしてのこだわりを色々と垣間見れました。例えばベースの音が弱いと言って、マイケルさんが口ベースをしているシーンはあまりのうまさにビックリしました。
リハなのについつい本気で歌ってしまい、スタッフたちにリハなんだからノセて歌わせないでみたいなことを言ってるマイケルさんが印象的でした。
このツアーが実現していたら、ホントに凄いライブになっていたことでしょうね。一度も陽の目を見ないことになってしまい残念でなりません。せめて、この映画でリハーサルの様子が観れてよかったと思いました。