『DUNE/デューン 砂の惑星』(2020年)の続編。監督は前作に引き続きドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。
前作の最後に、ポール(ティモシー・シャラメさん)が、母ジェシカ(レベッカ・ファーガソンさん)と２人は、惑星アラキスの砂漠でフレメンの一団に遭遇し、フレメンの掟に従ってどちらかが命を落とすまで行う決闘を申し込まれ、見事に勝利したポールは仲間として受け入れられました。そして本作は、その後の出来事を描いています。
フレメンに受け入れられたポールは、フレメンのあいだに伝わる迷信や伝説を巧みに使い？、次第に仲間として信頼を得ていき、更に自身の夢に何度も登場した女性チャニ(ゼンデイヤさん)と恋仲になっていくのでした。フレメンを仲間に得て、父親の敵であるハルコネン家に対して、反撃に出るのであった…。
終盤は、前作以上に迫力ある戦闘シーンの連続で、息をつかせぬ展開で進行していきます。ちなみに、自分は、途中からゼンデイヤさん演ずるチャニに感情移入して観てました。最初はよそ者と思っていたポールでしたが、フレメンのあいだに伝わる迷信や伝説に懐疑的でも、彼が仲間の信頼を得ていくうちに、次第に惹かれて行くところとかとても良かったと思いました。
