このレビューはネタバレを含みます
序盤★3.5 中盤★3.5 終盤★4
アンドリュー・ニコルらしい皮肉たっぷりの作品。
タイトルのロードはRoadではなくLordの方なので、
“戦争の君主(王)”
という意味ですな。
大切なものまで失い、
それでも“そういう才能を持ってしまった性(さが)”
故にやめられない悲しさ、
そしてヒトという動物の性がいい意味でも悪い意味でも“争う”
ことだとしたら、
この世から色んな意味の“戦争”なんてものはなくならないのだろう。
誰かが言ってた、
“平和は願うものではなく、思うものである”って。
願っている以上それは平和ではないんだ。
2017年283本目