「エマージェンシーは宣言しますか?」
「はい。宣言します。」
飛行機内で、安全についての説明が、CAからなされていました。
一方、滑走路には一機の飛行機が今まさに飛び立とうとしています。しかし、なにか機内にトラブルがあったようです。
綾瀬はるか扮する斎藤えつこは、国内線から国際線に移動となったCAです。
運の悪いことに、鬼チーフパーサーの便になってしまいましたが、えつこは気にしません。
航空会社の知られない日常が背景に描かれているので、興味深く楽しいです。
管制塔でマイクの声を流す合間に話をしたりなど、パイロットやCAだけではない、航空業界で働く人たちの、あるあるが見られるのが良いです。
航空業界で働きたくなってしまいます。
ドジなCAの綾瀬はるかがとても可愛らしいです。のほほんとした映画の雰囲気に合っています。
他の国の飛行機映画では、テロだのハイジャックなどの物騒な題材がゴロゴロしている中で、日本の映画ではバードストライクという題材が挙げられるのは、平和というお国柄なんだなと思いながら鑑賞しました。
「えー。
焼き鳥の匂いがするんですか?」