あざらし

ハッピーフライトのあざらしのレビュー・感想・評価

ハッピーフライト(2008年製作の映画)
2.9
「エマージェンシーは宣言しますか?」
「はい。宣言します。」

飛行機内で、安全についての説明が、CAからなされていました。
一方、滑走路には一機の飛行機が今まさに飛び立とうとしています。しかし、なにか機内にトラブルがあったようです。

綾瀬はるか扮する斎藤えつこは、国内線から国際線に移動となったCAです。
運の悪いことに、鬼チーフパーサーの便になってしまいましたが、えつこは気にしません。

航空会社の知られない日常が背景に描かれているので、興味深く楽しいです。
管制塔でマイクの声を流す合間に話をしたりなど、パイロットやCAだけではない、航空業界で働く人たちの、あるあるが見られるのが良いです。
航空業界で働きたくなってしまいます。

ドジなCAの綾瀬はるかがとても可愛らしいです。のほほんとした映画の雰囲気に合っています。

他の国の飛行機映画では、テロだのハイジャックなどの物騒な題材がゴロゴロしている中で、日本の映画ではバードストライクという題材が挙げられるのは、平和というお国柄なんだなと思いながら鑑賞しました。

「えー。
焼き鳥の匂いがするんですか?」
あざらし

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