吉田ジャスティスカツヲ

エイリアン2の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

エイリアン2(1986年製作の映画)
5.0
【子供の為にカラダを張るとき母の火力の高さを知る映画】
それも二つの視点からね…


題材と主役が同じなのに【毎回監督が代わり、毎回趣旨が変る】本シリーズ。
不思議と何作目から観始めても楽しいですよ。
その中でもこの二作目がトップクラスの面白さと恐怖を味わわせてくれました_:(´ཀ`」 ∠):

テラフォーマーズの30年近く前に作られて、それでもクオリティが上であることには目からウロコですw

前作とあまりに違うリプリーのアクティブさ、もとい同猛省。
地球人は感情によって戦闘力が変わるのかとナッパも驚いています。

人格まるごと変わったような原動力は集落の生き残りであるニュートと、〇〇〇されて亡くなった自分の娘を重ねて思う【母の強さ】なのでしょう。

一方で【それは敵も同じ…】
結局一番醜いのはヤツらの造型よりも金儲けに走った人間の心なのかもしません。

ゴア描写が苦手な方に【無理にオススメはしません】し、今考えるとR-15+くらいの内容だと思いますが、目を覆いながらでも先が観たい推進力がありますw
未見の方はぜひ。





*内村光良さんのモノマネの中に『その娘から離れなさい‼︎ こぉのバケモノ‼︎』ってのがあります。
以前は意味がわかりませんでしたが、本作の日本語吹き替え版を観てやっと合点がいきました。