YM

ドラえもん のび太と夢幻三剣士のYMのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

F先生のSF短編好きならこれは絶対好きだよ!!!!ってドラえもんオタクに勧められて観た。
良かった……メインとなる道具が欠陥だらけで怖すぎる。
あのスイッチを押して、それをママが押して元に戻して、また押して、そのまま謎の奴に回収されて、じゃあ、最後ののび太としずかちゃんは一体………というもうこの映画が上映された時から擦られているだろうオタクの考察を思うとたまらんね
ドラ映画色々観たことあるはずだけど、これはあまりにも異質で、それもまた不気味でたまらん
しかも100分で、不穏さ加速するの半分過ぎてからだからね……好きだ

この感じのSF(少し不思議)が大好き こういうの観て怖がるためにフィクションみてる……自分が幼少からフィクションに求めているものが大量に詰まっていて嬉しすぎた

敵キャラクター?というか干渉キャラクターのデザインもだし、当時の濁った色合いもノイズも不気味で……この時に自我を持ったくらいの子どもで真っ暗な劇場でこれ観て忘れられなくなりたかった!うすら怖い影の焼き印みたいなの脳に押されたかったな……そのくらいよかった
この短時間で 夢、現実、現実、夢を行ったり来たりして
じゃあウチらが観てきたドラはなんなの!!!!パニック!!!!みたいな気持ちにまでさせてくれて……すごい……老害になってしまったからもっと怖いオチでも……とか思ったけど、あの清々しさでもう充分怖いか……!!!

大山ドラ、かわいすぎるね のび太と同じで、ロボ界ではちょっととぼけている存在のドラ、大山ドラだと完璧だよね
改めてその憎めない愛らしさに震えてしまった
愛嬌って演技で出せるんだなあ〜

……の多さはオタクの特徴だと思うので、身近なオタクの早口喋りで再生してほしい そのくらいよかったよ

自分もこの手の怖さが好きな人見つけたら絶対勧めたい……F先生の世界 ラブ 大好き
映画館でいつか絶対観たい……
YM

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