八咫

ミリオンダラー・ベイビーの八咫のレビュー・感想・評価

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)
2.8
貧困のために十分なボクシング教育を受けられず、ようやく日の目を見た(見過ぎた)かと思えば。
家族に恵まれないマギーが唯一心を許していただろう父親もなく、娘と疎遠なフランキーが擬似親子よよう、と見せたいのかもしれないが前述の貧困問題含め強烈にメッセージとして全面に出されていたかといえば違う気がするし、たしかに良い映画だとは思うけど別にそこまで心に残らなかったかなというのが本音。
マギーがフランキーに出会ってからの彼女の人生を凝縮した数年。それを終わらせたフランキー。

うーん、微妙でした。
マギーがフランキーに心酔するようにしつこく食い下がった理由がもう少し掘り下げられてたら納得感もあったかなあ。モーガン・フリーマンが大物すぎて、この映画に合わないようにも感じた。
ちぐはくな作品。イーストウッドの作品って合わないかも。


脚本 3.5
美術 3.5
演技 3.5
演出 1
チープ感のなさ 3.5
満足度 2
その他(音楽、カメラワーク)
八咫

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