Masato

ゾンビランドのMasatoのレビュー・感想・評価

ゾンビランド(2009年製作の映画)
4.0

サクッと見れる映画を見たいと思い、87分の本作品を鑑賞。

ゾンビもの中では非常に出来がいい映画だった。87分の中に笑いと切なさと恋と狂気具合と、詰め込んでいるわりに整頓されていて、かなり完璧な映画。

シンボリックな場所が舞台になることが多いゾンビ映画(モールとか島とか)で、また一つ、テーマパークで戦うという新たな歴史が生まれた。

ビル・マーレイが余すところなく使われてるのもコメディとして最高。

基本的にロードムービーで、主人公のコロンバスが腰抜けからヒーローになるオタク主人公あるあるなストーリー。
実際この映画の主人公なんだけど、オタクだから自分がこの世界の主人公なんだと勘違いしているような箇所がちらほらある。ルールを作ってしっかりしている感、モノローグの主人公感。しかし、実際は引きこもりゲーマーで度胸がミジンコ並み。イケメンなのを除いたら自分とほぼ重なる。側から見たら痛い奴なんだよね。

そして、強面なのにお茶目なウディハレルソン。これでファンになった人多いでしょう。元々好きだったけど、もっと好きになった。可愛すぎ。

エマストーンはまだ大物女優の風格がない感じが堪らん。等身大のヒロイン。
そして、まだ幼い感じがあるブレスリンちゃん。リトルミスサンシャインからは大人になったけど、やっぱり可愛いね。


監督は今度「ヴェノム」を監督するルーベンフライシャーだけど、こういった類の映画を撮る人はだいたい才能に溢れているので、ケヴィンファイギ製作のもとであれば傑作を作ってくれると思う。俺は信じてる。


やっぱりスキニーパンツを履いたクールな女の子はイケてる。最高にイケてる。

客観的評価 40点
主観的評価 40点
80点
Masato

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