人生

ニューヨーク市警の刑事ジョーは妻の浮気を疑っている
そんな彼は、同性愛者の殺人事件の捜査中、ある重大な汚職事件につながり……

フランク・シナトラ主演のクライムドラマ

捜査

社会派な内容
さまざまな問題が

見応えはまあまあかな

雰囲気ある

リー・レミックが良いです

フランク・シナトラ扮するジョー・リーランド刑事がニューヨークでゲイ男性全裸殺人事件を捜査するロデリック・ソープの小説『The Detective』の映画化。
この原作小説の続編ではリーランド刑事がN.YからL.Aに行って娘が勤めている超高層ビルでテロリストに遭遇して戦う内容で、そっちは主人公の名前をジョン・マクレーンに変えて映画化したのがご存知『ダイ・ハード』

なのでこの映画のリーランド刑事とダイ・ハードのマクレーン刑事は根底が同一人物。妻とは別居中、事件解決でメディアに取り上げられ一躍有名人、これから警部補を決める昇進会議の対象になるリーランドに対してのちに警部補になったマクレーンなどなど共通点が多々ある。ただしリーランドの妻カレンはセックス依存症の大学准教授という複雑なキャラクター。

街の有力者のゲイ息子セオドア・ライクマン殺害と競馬場で投身自殺した男の謎を追う推理ものなのでアクションシーンはほぼ無し。リーランド刑事が泣き落としで自白させる容疑者のタンクトップ姿ってどう見てもマクレーン刑事の格好だわ。

因みに30年前の映画雑誌ではジェームズ・ウッズ主演映画『ザ・コップ』がジョン・マクレーンと同じ原作キャラクターだと誤紹介されてました。『刑事(デカ)』と『ザ・コップ(刑事)』が混同してたのね。

市政の巨悪に挑む一人の刑事の物語。

歌わない《フランク・シナトラ》は初体験でしたが、渋い良い演技をしていました。

ﾃｶ、
お目当ては《ジャクリーン・ビセット》
可愛いなぁ❤️