刑事マディガンの作品情報・感想・評価

「刑事マディガン」に投稿された感想・評価

junne

junneの感想・評価

3.0
ドン・シーゲルの刑事者。尺は短いながらも登場する刑事たちのそれぞれ複雑な面があり、ほろ苦いラストまでタイトかつ渋い。いい映画だなー
鑑賞記録。うーん、そうね、こういう刑事ドラマもあるかな。刑事が拳銃を奪われるって凄い大失態、汚名返上とばかりに這いつくばって、血眼に犯人を追い詰める、黒澤映画[野良犬]とは大違い、どこまでスマートなの。映画の主題は何だろう、と思ってしまう残念な作品です。
annin

anninの感想・評価

2.5
音楽が良い
こちゃこちゃ色々な問題が出てくるが特につながりもなく
防弾チョッキを着れば良いのに…言わんこっちゃない
うーん惜しい。

所々いいカットはあるんだけど、話としてもう一歩踏み込みきれてない感がある。どの線がメインなのかが分かりにくくもったいない。

警官とその女たちってとこなのかな、主題は。

音楽はめちゃ良い
薄

薄の感想・評価

2.8
ドン・シーゲル監督の刑事ものという事で「ダーティハリー」的なアクション映画かと思ったら実際は大分違う話。現場のマディガン、警察本部長ラッセル二人を通して刑事の日常や苦しみを描く「刑事はつらいよ」とでも言うべき群像劇。

銃を奪った犯人を追い詰める捜査パートとマディガン、ラッセル個人の問題。3つのパートが並列に描かれるだけでクロスオーバーする訳でもなく、時間の制約からかそれぞれのパートが深く描かれる訳でもないのが物足りなかったかな。
本作の元ネタとなったリチャード・ドハティ原作の小説のタイトルは"The commissoner"で警察委員長。
つまりニューヨーク市警の刑事マディガン(リチャード・ウィッドマーク)の上の上の上司ラッセル警察委員長(ヘンリー・フォンダ)が主人公。
映画では何故かマディガンというタイトルになっている。

作品的にも私にはヘンリー演じる警察委員長の存在感の方が強くて何故マディガンなのかという気がする。
映画界でのキャリアとしても実年齢でもヘンリーの方が上なのにと思う。
捜査中に拳銃を奪われてしまうという失態を演じその犯人を探している最中のマディガンがラッセルにバッタリと出会うという場面があるが、この時のマディガンのバツの悪そうな表情が印象的で象徴的した。
ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

3.8
チャード・ドハティの小説を原作としたバディー刑事を描いた作品。

ニューヨーク市警第23分署の刑事マディガンとボナーロは、バーニーという前科者を参考人として連行しようとするが、彼はマディガンの拳銃を奪って逃走する。
マディガンとボナーロは72時間の猶予をもらいバーニーを追う。
しかし奪われた銃による殺人事件が起きてしまう。
果たして二人はバーニーを捕らえることが出来るのか?

二人の刑事のバディーの仲が描き切れていないように感じた。
犯人捜査だけでなく、刑事や上司たちの悩みを抱えた私生活も描かれていますが、メインストーリーとは無関係で、かつあまり掘り下げられていないのが残念。
ラストは予想外の結末で、少しビックリでした。  

BS TVで鑑賞
どうでも良さげな恋路とキマりっぱなしの発砲シーン。やるせない顔をしたヘンリーフォンダが渋い。

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとした暴力。酒。女。
だが、愛する妻は裏切らない。
う〜ん、ハードボイルド。
ひと昔前のアメリカを堪能できるある種の時代劇。

主人公マディガンと
警察委員長の
2軸で展開。

2人の性格が正反対なのがミソ。
(職務上は少々乱暴な捜査も行うが、プライベートでは妻を裏切らないマディガン。
職務上は少しの不正も許さず厳格で融通がきかないが、プライベートでは不倫をしている警察委員長)

この対比が事件上のクライマックスでは何も生かされずもったいなく感じるが、それはこの作品がエンタメ映画ではない故なのだろう。

解決に一直線……と思ったらあっけなく死んでしまいやや呆然。
ヒーローとしてでもなく無意味に訪れる死。
これが男の美学ということなのだろう。

ドラマ版もいずれ見たい。

※2020.10プレミアムシネマ。
刑事マディガンとロッコは、ギャングのベネッシュを捕まえるはずが、自らの拳銃を盗まれ、逃亡される。

「ダーティ・ハリー」のドン・シーゲル監督の刑事ドラマ。事件解決というよりも、逃亡犯と汚名を返上するために追いかける刑事達の鬼ごっこでした。捜査だけじゃなく、友情、家庭、不倫など、所々に日常が垣間見えるところが特徴的です。映画の雰囲気含め、マディガンの無茶もいとわないアウトロー的な感じがまさしくダーティ・ハリー。静かで落ち着いた映画でした。
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