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ワルキューレのslowのレビュー・感想・評価

ワルキューレ(2008年製作の映画)
3.8
『ナチスヒトラー暗殺計画のうち
最も有名になった実話の大事件』

どうせトム・クルーズだから、
またカッコつけるんでしょ…( ̄ー ̄)
と馬鹿にしてた自分がーーー

始まって数十分後…。

前のめりになって見ていた…w
ナチスでありながら,
祖国の事を愛した男が
ナチス内部で秘密裏に行動して
ごく少数のメンバーで,
ヒトラーを殺し,テロを鎮圧するために
精鋭部隊を遠くに向かわせる
"ワルキューレ作戦"を
発動させようとするが、
なかなか上手くいかない(/_;)/…
周りは敵だらけ…
少しでも妙な事をすれば,
「即射殺」もあり得る
緊迫とした状況の中,
思いがけないミスやら、
ハプニングの連続…Σ(゜Д゜)!!!
主人公はそれでもワルキューレ作戦を
実行する…!!

戦争映画でありがちな「重さ」に
焦点を当てず,戦争映画には
あまり手を出さない若者でも
見れるようにエンターテイメントに
仕上がっているから,
とても見やすい作品だった。

トムは本作では作戦が失敗続きで…f(^_^;
カッコつける余裕もなくなってた…w
それが私には逆に新鮮だったし…(笑)
「頑張るけど失敗するトム」も
いいな!!と思えた( b^-゜)♪

ナチスは恐ろしい…(´д`|||)
あんなのが数十年前まで実在したなんて…
でもナチスにも少なからず
「良い人はいた」というのが
本作を通して分かったーーー。

「敵」として出た精鋭部隊の指揮官も
怖そうな面持ちだけど,
優しい部分も見えたし…
これまで私の中にあった"ナチス=悪"とゆう
イメージがこの作品で吹っ飛びました。

"悪"にしたのはヒトラーの存在…
彼を恐れ,崇拝していったから
国が本来持つべきはずの"未来"とは
程遠い…歪んだ国になってしまった。
それを変えるために立ち上がった
彼の勇気には心から尊敬するし,
自分になら到底できない…
彼こそ,本物の英雄だと思う。
この作品のおかげで,彼を知る事が
できて良かった(*´-`)
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