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ランボー/怒りの脱出のNewmanのレビュー・感想・評価

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)
3.7
この映画も何回か見ていると思うのですが、また最後まで見てしまいました。ランボーをアメリカ人が収容されているかも知れぬ捕虜収容所まで案内するベトナム人女性は勇気があります。でも確か死んじゃうんだよなと思っていたらそのシーンに。ベトコン兵士に撃たれてしまいました。ランボーに向かっての最後の一言「私を忘れないで」は沁みました。話は司令官がランボーを裏切ることで展開するのですが、司令官にも言い分があって、捕虜を救い出すための莫大な身代金を払えば敵軍を支援することになってしまうし、捕虜がたくさんいるとアメリカに住む人間に分かれば、「助けよ!!」という声が挙がりまた戦争になってしまうから裏切るしかないと。ただ、アメリカ人はその点に関しては、ずるい合理性は持ち合わせていない国民だと思う。9.11のテロ事件について考えると主犯と思われるウサマビン・ラディンを地の果てまでも追いかけて殺害している。アメリカ人に危害を加える人間を決して許さない国のように思える。こんな単純なランボーが一人勝ちのストーリーに爽快感を感じるのは私、ストレスが溜まっているんでしょうか?ランボーを消し去るために米軍は戦闘ヘリまで持ち出してきます。これも作戦であり上官に”No”とは言えないということなのでしょうか。ただし、もちろん爽快感満点で映画は終わります。
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