さりさり

ランボー/怒りの脱出のさりさりのレビュー・感想・評価

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)
3.8
ランボーシリーズPART2!
以前「火薬と筋肉を愛する会」でPART1を観てから、約1年半ぶりの鑑賞だ。
ランボー! お久し振り!

今回は熱く燃えるランボーの姿を思う存分堪能出来た。
火薬の量も格段に増え、盛り上がる筋肉にも増々磨きがかかっている。
眩し過ぎるぜ、ランボー!

序盤、
勝手に命令を無視するランボー。
あっけなく裏切られ、撃沈。
ランボーはいつも裏切られる運命。

しかし、
どんな時でも冷静沈着なランボー。
汚水浸けになろうが、ヒルだらけになろうが、彼は決してヒルまない。

そして、
ジャングルの中で蘇るランボー。
そこはランボーにとっては遊技場。
究極のプレイランド。
ランボーに敵う者は誰一人いない。

社会派ドラマだったPART1と比べると、こちらは全面的にアクション重視の娯楽快作。
どちらが好みかと聞かれたら、そりゃ断然PART1。
PART1は心が揺さぶられるほど泣けたけど、PART2は火薬量が多すぎて笑えた。

だけど嫌いになれないんだよなぁ、ランボー。
自分は “消耗品” だと言い切るランボーが、とても哀しかった。
一抹の恋に一瞬見せたランボーの笑顔を、私は決して忘れない。
人間らしさを取り戻したあの瞬間を、ランボー自身も忘れないで欲しい。

PART3ではどんなランボーを堪能出来るのか、期待しよう。
時々ランボーを「ロッキー」って呼んでしまう私を許して下さい。笑
さりさり

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