ひろぽん

名探偵コナン 紺碧の棺のひろぽんのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)
3.0
劇場版『名探偵コナン』11作目

太平洋に浮かぶ神海島 (こうみじま)。古代遺跡が海底に眠るその島には、300年前に女海賊が遺した財宝についての伝説が語り継がれていた。そんな中、財宝探しをしていたトレジャー・ハンターがサメの群れに襲われて死亡する。小五郎たちと島を訪れていたコナンは、それが単なる事故ではないことを見抜く。財宝と伝説を巡る陰謀が絡み合う中、真実にたどり着くことができるかという物語。


300年前の伝説の女海賊「アン・ボニー」と「メアリ・リード」の財宝を巡り、蘭と園子の友情が描かれる。

冒頭でのルパンと峰不二子の覆面を被った犯人とカーチェイスする高木&佐藤刑事のコンビの追跡が絵になるほどカッコいい。本編には全然関係ないけど。

コナンが灰原を相棒と呼ぶ2人の信頼関係の深さが夫婦レベルに達してる。子どもたちには分からないレベルの高い話をいつも2人だけで理解し合っているのが良い。頭脳的には蘭より灰原と結ばれた方が良さそうなんだけどな。

背中合わせに戦う蘭と園子の姿はまるで伝説の2人の女海賊。

事件というより宝探しがメインで、最初から犯人がだいたい想像できるところに物足りなさを感じた。

テレビスペシャルのような作品で、劇場版のコナンシリーズの中でもイマイチ盛り上がりにかける作品。
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