Gentaramone

シェルブールの雨傘のGentaramoneのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
4.0
ミュージカル仕立てのドラマチックな恋愛ロマンスと思いきや、とても現実的な結末なのが妙に面白かった。

ワンピースや自転車、壁紙、とにかくビビットでカラフルなフランスの街が印象的だった。それから音楽も少し耳馴染みがありとても情緒的で、全体的にただぼーっと眺めてるだけで旅している気分に浸れた。

結婚という節目に向き合う中で、はっきりとしない男性と現実的な女性のすれ違いはあるあるだけれど、最後のガソリンスタンドでの2人のやりとりを見て、それぞれがそれなりに幸せな道を歩んだのだなと感じました。
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